ニュース・プレスリリース

第2回JCAキャッシュレス研究会を開催しました

2019年07月12日
News

 6月26日(水)に,第2回JCAキャッシュレス研究会を実施しました.
まず当協会代表理事の川野からご挨拶を申し上げ,最新のキャッシュレス事情として2件紹介しました.

 第1は,アメリカでモバイルペイメントが伸びており,Venmoのユーザー数が4000万人を超えたこと,Zelleの四半期の送金金額が390億ドルに達したというトピックです.アメリカではクレジットカードがメジャーですが,近年は若い層を中心にモバイルペイメントも普及しつつあります.

 第2は,今年の9月14日からEUのPSD2(第二次決済サービス指令)で2要素認証が始まるというトピックです.決済時の本人確認の場面では,暗証番号のような知識,カードやスマートフォンなどのデバイス,生体認証などの生得情報のうち,2つ以上を利用しなければならなくなります.安全性は高まりますが,決済の時間が遅くなるという問題点があります.そこで,Apple Watchでは時計の装着時にPINコードを入力すれば,時計を外すまでの間は改めてPINコードを入力しなくても済むようにしており,2要素認証と決済スピードの両方をクリアしようとしています.


 ゲスト講師に(株)ミロク情報サービス 執行役員 製品開発・サポート本部 第二製品開発部長の岩田悟氏をお招きし「クラウド会計で変わる,キャッシュレス時代の経理処理」という講演をしていただきました.日本のキャッシュレス化の現状をお話しいただき,根強い現金主義や決済方法の乱立などの問題点を指摘されました.例えば,BtoBの取引でクレジットカードを使う比率は約10%にとどまっているものの,導入後には業務の効率化やコスト削減につながるメリットがあると報告されています.

 個人事業者のうち会計ソフトを利用しているのは3分の1以下,そのうちクラウド会計を利用しているのは20%以下とまだまだ普及が課題になっています.ミロク情報サービス(以下,MJS)の「かんたんクラウド会計」は,FinTech技術を活用し,銀行口座の入出金明細との自動連携や自動仕訳機能,スキャナーを使ってのレシート取り込み機能などをもつクラウド型のサービスです。また,「かんたんクラウド給与」は,給与計算や社会保険,年末調整など,年間を通して給与業務を効率化することができます。研究会では自動仕訳の事例を説明していただきました.MJSでは「楽たす振込」「楽たす給与振込」も展開しており,事業者の業務負担を削減しつつ,振込手数料も大幅に節約できるサービスを展開しています.

 これからの日本社会ではデジタル化が否応なく進んでいきます.既存のビジネスモデルからの脱却を図り,新しいサービスの創出が求められています.キャッシュレス化により生産性を高め,日本経済の発展に貢献すべきだとして講演を締めくくりました.

◆「かんたんクラウド会計」「かんたんクラウド給与」はこちらから
https://www.mjs.co.jp/feature/kantan_cloud/
◆「楽たす振込」「楽たす給与振込」はこちらから
https://www.bizsky.jp/furikomi/
◆ 配布資料:クラウド会計で変わる,キャッシュレス時代の経理処理

ディスカッションでは,フィンテックなどについて活発な議論がありました.
 次回は,10月30日(水)に予定しています.
 皆様のご参加をお待ちしています.